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お墓は生活圏に近いところに買うのが良いでしょう

大学生の時、母親が亡くなりました。
1年程度の闘病生活の末、胃がんで亡くなりました。
結末がどうなるかは分かっていましたので、実際に亡くなった時にはもちろん悲しかったですが、そこまでは落ち込むことはありませんでした。
その当日、病院から自宅へと遺体が戻り、葬式を行う必要があるのは認識していましたが、あまり思考回路も動いておらず、どのような経緯で葬儀屋さんがやって来たのか今でも分かっていませんが、いつの間にか葬儀屋さんが取り仕切っていました。
父親がいましたので、父親が手配したんだとは思います。
それから数日は怒濤の日々で、実際には周りが忙しそうに動いているだけで、当事者に近い自分や父親などは体はそんなに疲れてはいませんでした。
が、心がふわふわしているというか、現実感が乏しく、10年以上経った今では、もうまったくその当時に何をしていて何を感じていたかを覚えていません。
ぼんやり霧がかかったような記憶になっています。
故人の写真をどうするかでもめたこととか、細かい部分では鮮明な記憶もありますが、全体ではぼんやりしています。
大学性だったとは言え、子どもだったのでしょうし、そんなにショックを受けてはいないという感想を持っていますが、心はそうでもなかったということなんでしょう。
それも今だから言えることで、当時は何がなにやら分からないというか、自分のみにこんな不幸なことがおこるなんて考えてもみなかった、というような一歩引いて自分を見ているような視点がありました。
そういう状態でお通夜や葬式を終え、親戚一同もいなくなり、母親が欠けて日常が戻りました。
葬式が終わると一息つきましたが、まだやることがありました。
それはお墓を買うことです。
代々のお墓がなく、新規に買う必要がありました。
人が死んでもお金はたくさんかかります。
そういう意味ではやはり生命保険というものは入っておくべきだと思います。
遺された人は、出来るだけ安らかに眠って欲しいと思うものですが、やはり先立つものがなければ、葬式だってできませんし、お墓に入って貰うことすらできなくなってしまうからです。
幸いというか、お葬式を終えてもまだお金に余裕はあったようです。
しかし、お墓というのは結構値が張るものです。
そのお墓ですが、石を買うのに加えて、土地も必要になります。
1坪程度で問題ないと思いますが、それでも数十万では買えないものでした。
家を購入する際の土地単価は1坪100万もしないところが多いと思うのですが、お墓はまた違うようです。
石とかその他諸々の備品(ろうそく立てたりするものなど)と土地を合わせて、新車が買えるくらいはかかったような記憶があります。
自分はまだ大学生だったため、正確に父親から教えてもらったわけではありませんが。
それでも、故人に心安らかに眠って貰うためには避けられないと思います。
生命保険で入ったお金は故人のために使用する、というのが良いと思いますし、実際にそうなったようです。
お墓は今では毎年の管理費というのを払っていますが、基本的には自分たちで管理しています。
参りに行く利便性も考えて、なるべく生活圏に近いところに買う方が良いとは思いますが、値段との兼ね合いもありますので、まずは葬儀屋さんやお坊さんに相談すると良いでしょう。
気になるお墓参りの日についての記事も参考にご覧ください。

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