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お墓の維持管理について考えてみる

夏になれば毎年先祖のお墓参りをするという人も少なくないでしょう。
実家に帰省した時には必ずという人は多いはずです。
子孫たちがしっかり準備して残してきているお墓というものは自分の大切な先祖が葬られている場所ですから、できるだけ綺麗にしておきたいものです。
綺麗に手入れされているのを見ると、定期的にその子孫の人たちが訪れているのだと感じさせられますが、雑草が生え放題になって散らかっているような状況を見てしまうと、ここに葬られている先祖はいったいどのような思いで眠っているのだろうと考えずにはいられません。
決して安いものではないのにも関わらず、せっかくそうやって埋葬するための場所として整えているのですから、せめて年に一度くらいは訪れてもいいものだと思ってしまいます。
同じ霊園に並んでいるのを見渡してもいろいろなものがあって興味深い面もあります。
一般的には長方形や正方形といった四角い形をしたものだと思うのですが、中には非常に変わった形をしているものもあってずいぶん驚かされたこともあります。
誰があのような形のものを考え付いたのかよくわかりませんが、芸術家や美術家といったあちらの関係者のものなのかと思ってしまいます。
そういう変わった形をしたものは定期的に子孫の人たちが訪れているのか、しっかりと手入れがされていて傍目にも気持ちのよい物でした。
やはり雑草が生え放題になっているものよりも、しっかり手入れをされて磨き上げられたりしているもののほうが、周囲の人間にとっても気持ちのよいものです。
何しろゴミひとつ落ちていません。
しかし雑草だらけのお墓を眺めていると、ここに埋葬されている人の子孫たちが果たして今現在無事に生活しているのかどうかさえ気になってしまいます。
常識的に考えれば、自分の先祖が眠っているお墓をきちんと手入れしないという事は考えにくいと言えるでしょう。
もしかすると大変不幸なことではありますが、子孫に何らかのアクシデントがあって手入れをする人がいなくなっている状況になっているのかもしれません。
たまたま遠方に住むことになってしまってなかなか手入れにも来れないという可能性もありますが、中にはそういう子孫がいないというケースも考えられるでしょう。
特に東日本大震災のような天災を経験してしまうと、そのようなケースが全国にいくらでもあるのではないかと思ってしまいます。
東日本大震災はあれほどの被害を出した天災ですから、あの震災で子孫がなくなってしまって、手入れをする人がいなくなってしまったというケースもなくはないでしょう。
そう考えると今後のお墓をどうしていくのかということは真剣に考えていかなければいけないと言えます。
特に最近は核家族化が進んで、少子化も進んでいますから、親族の数自体がどんどんと減っていく状況にあります。
これは決して他人事ではなくて、我が家においてもどうするのか悩むところはありました。
亡くなった時にそのお墓をどうするのかをいきなり考えるというのは、気持ちがいろいろと揺れていたり、いろいろな手続きで忙しかったりして、なかなか落ち着いて考えるということができません。
あらかじめどうするかを考えておくことが大切と言えるでしょう。

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