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毎年楽しみにしている実家のお墓参り

毎年お盆になると、仕事もお休みなので普段なかなか行くことができない、ご先祖様のお参りに行きます。
行くのは母方の実家のお墓なのですが、朝早くにも関わらず大勢あつまり、普段会えないいとこにも会うことができるのでとても楽しみです。
私の両親は私が高校生の時に離婚しました。
父は新しい奥さんがいるのでほとんど会うことがありません。
もともと父はご先祖様のお参りにはあまり行かないタイプだったので、私も父方のお墓に言った記憶がはっきりせず、お参りできずないことが心にひっかかっています。
その分とはいいませんが、母方のご先祖様には毎年お参りに行くようにしています。
その時期は霊園が混み合って大渋滞が起こるので、朝の集合時間は6時です。
霊園に行くと久し振りに見る顔がずらりと揃ってみんなで一緒に冷たい水でタオルをしぼって、掃除に取り掛かります。
黒い石なので水垢などが気になるところは丁寧に拭き上げていきます。
お水をきれいに取り替えて、お花を供えてお線香に火をつけるのですが、風が強いとなかなかつかずいつも苦戦します。
すると叔母さんがご先祖様がゆっくりしてってほしいからわざと消してるんだよと言って周りを笑わせたりします。
墓前に手を合わせて今年もおかげさまで、みんな元気に過ごしています。
ありがとうと心の中で話しかけてお参りします。
お参りの後は恒例のお墓での食事会が始まります。
最近はあまり見かけませんが、母方の家では料理をたくさん作ってお重につめて持ち寄り、ご先祖様にお供えしてから、お墓のまわりで朝食をとるのが恒例になっています。
結構大きなお墓なので、周りの柵にお重をたくさん並べて、そこにお皿と箸をもった親戚一同がならんで、バイキングのように料理を取って進んでいきます。
久し振りに集まった叔父さんや叔母さん、いとこたちとわいわい言いながら、ご先祖様と一緒にご飯をたべて過ごします。
そして子供たちが楽しみにしているのは、その後にいただけるお供えのおいしそうなお菓子やくだものです。
ご先祖様にあげたお供物をいただくと元気にすごせると信じているのもあり、小さい子から順番に呼ばれて好きなものを選んでもらって帰ります。
最初は小さい子だけだったのですが、だんだん大きな大人も並んだりします。
そんなふうにお盆を迎えて、ご先祖様はきゅうりで作った馬に乗って一緒に家に戻ります。
昨年は私の大好きな母も一緒にきゅうりの馬に乗って帰ってきました。
ずっと元気にしていたのですが、仕事をしていても辛くて動けなくなるぐらいお腹が痛くなり、病院に行って診たらすでに肝臓と膵臓を癌におかされておりました。
まだ若かったこともありあっという間に逝ってしまいました。
いつも明るくてみんなから好かれる人だったので、自分のお母さんというよりみんなの友達という感じでした。
墓誌に母の戒名が彫ってあって、それを手でなぞってみました。
もういないんだと実感すると泣いてしまいそうになりました。
でもこうしてみんなが顔を合わせて集まることができるのは、ご先祖様のおかげだと思います。
お参りに行くことで元気な顔を見て近況を話して、また明日から頑張ろうと思える。
そんな場所がここなんだと思います。
また、こちらのお墓の名義についての記事も参考になるかと思います。

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