墓画像

季節ごとのお墓参りを楽しみにしています

私の両親のお墓は、東京近郊のお寺にあります。
生前に父が購入していたものです。
両親が亡くなって遺品を整理している時に、お仏壇の引出しから菩提寺の檀家加入許可証が見つかりました。
白い封筒に「登記」と書かれた父の文字を見て、何が入っているのかしらと開けてみたらこの契約書が入っていたのです。
契約書には、檀家加入志冥土金として、一金 壱百五萬円也とあります。
入檀料のようなものでしょうか。
他には使用権のことや使用する土地の広さ、春の彼岸と秋の彼岸の2回の掃除料について書いてあります。
今後はh家として寺院の規約を守り、葬儀の際は他の寺院では行わないことなどをご住職の名前と父の名前で誓約をしたものです。
父が亡くなりましたので、その継承者は私になりました。
春の彼岸と夏のお盆の時期、また秋の彼岸にはお参りをしております。
菩提寺には端正に手入れされた木が植えられて、季節ごとに綺麗な花が咲きます。
お参りの時にはそれらを見るのも楽しみにしております。
子どもが小さな頃には、庭のきんかんの実をお土産に頂いたのも楽しい思い出です。
 父は特に仏教の信者というわけではありません。
そんな父が、ある日突然墓地を購入し、墓石まで用意したと聞いた時には、心底驚きました。
購入をしたのが昭和55年4月です。
その後、母が平成3年、父が平成20年に亡くなりました。
家族の死は突然訪れますので、遺族は悲しむ間もなく通夜や葬儀のセレモニーの準備をしなければいけません。
両親が亡くなった時に菩提寺があったことは、私にとってとても安心なことでした。
 私個人としては、自分が死んだら散骨してもらいたいというタイプです。
人は死ねば土や水に帰るのが自然だと思うのです。
また、核家族化された近年では、檀家制度の継承も難しく、菩提寺とのお付き合いもなかなか出来るものではありません。
両親供養は私が致しますが、私の亡くなった後を子どもに同じように継承させるのは難しいのではないかと思うのです。
お寺の本堂近くには立派な合同墓があり、綺麗な花が飾られています。
お参りに来る人がいなくなった方達をご住職が供養してくれていると言うことです。
これならば、安心してお任せできると思いました。
ある日、子供に散骨の件を何気なく話しましたら、大反対をされました。
なるほど、人は一人で死ぬわけではないのですね。
残された人の気持ちも考える必要があることを忘れていました。
 お墓は、ただ遺骨を納めるだけ場所ではありません、お参りに行くという行為が残された家族にとって慰めになります。
心の平穏を保つ役目をしてくれているのだと思います。
 最近では、納骨の仕方も様ざまな方法があります。
一般的な寺院や霊園だけでなく、都会のビルの中で永代供養をしていただける場所まであるようです。
 墓石の形も昔と違って個性的なものが増えてきました。
形がどんなであれ、お参りをす髀齒鰍ェどこであれ、命日や春秋のお彼岸、お盆の季節に家族がそろってお墓参りが出来る場所があることは、毎日の生活に張りと安心を与えてくれると思います。
 私も、父がしてくれたように、子供たちが幸せに暮らせるように自分の生活を整理しながら生きていきたいと思います。
お墓にまつわるいろんな費用についてもしっかり知っておきましょう。

Copyright(C) 2010 おはか.com All Rights Reserved.